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【PR NOW#007】コロナ禍と併走する「ドライブインシアター2020」

大きな変化が訪れた2020年、コミュニケーションの会社としてなにができるかを考え展開を続けているプロジェクト「ドライブインシアター2020」。
PRの力で新しい社会価値を作ることに挑戦するプラチナムの、コロナ禍に発足した象徴的なプロジェクトの1つとして、
担当の村山聡一・宮下敬・鵜川くるみからご紹介します。

そもそも、ドライブインシアターって?

・駐車場や広場で、車の中から、大型スクリーンを観ながら、映画鑑賞
・音はFMラジオから聴く
・1950年~60年 アメリカ発祥のカルチャー
・日本でも1990年代にブームに

このプロジェクトは、刻々と変わる社会情勢とともに進行しています。
ソーシャルディスタンスを保ちながらたのしめる娯楽・エンタメが求められると信じて、今の時代にアップデートした体験としてお届けしています。
昨今、第3波と言われ状況は切迫しています。ついつい忘れがちな当初の状況とともに時系列で振り返り、怒涛のプロジェクトストーリーをお伝えすることで、いまできること、なにか前に進むためのヒントになったら幸いです。

なお、こちらのツイートでコロナ禍の状況をとてもわかりやすく整理されており、参照させていただいています。

1. 猛スピードのプロジェクト発足

1.30 WHO緊急事態宣言

村山 当初、2020年がここまで社会が激変するとは、思っていませんでした・・・きっと多くの人がそうだったと思います・・・


3.20 国連からの公開ブリーフ「世界のクリエイティブの皆さんへ」公開

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リモートワークが浸透してきて、家で過ごす時間が増えていた中で、このブリーフィングがSNSで回覧される。

村山 自分だったら、うちの会社だったらなにができるか?を考えた人はけっこういたのではないでしょうか。僕やプラチナム社員の多くも、アレコレ考える日々を過ごしていました。


3.24 五輪延期
センバツが中止になり、志村けんさんがお亡くなりになり、社会全体の危機感がさらに高まる。

3.30 ドライブインシアター2020プロジェクト発足

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村山 社内でのふとした会話の中で、「ドライブインシアター」という言葉が飛び込んでききた時、ビビッとくるものがあり、すぐに動きました。
以前からドライブインシアターを手掛けていた「Do it Theater」の伊藤さんとのご縁を思い出し、「(この国連ブリーフに対して)コロナ禍でのドライブインシアターの可能性を世界に伝えるアクションが一緒にできないか」とメッセージを送信。伊藤さんにも賛同いただき、すぐにプロジェクトが動き出しました。

4.2 ステートメント発表

結成から3日で、チームでやりたいこと、ドライブインシアターのパイオニアとして実現すべきこと、想定される懸念事項、事業としての展開などを猛スピードで議論し、ステートメントとして世の中に宣言。

また、この段階でプラチナム社内にも活動概要と展開イメージを共有し、プラチナム社としても協賛スキームや社会的活動の観点での案件として活動していくこととなる。

2. 緊急事態宣言下で進めた入念な準備

4.7 緊急事態宣言 7都道府県対象

毎晩のごとくチームでGoogle Hangoutを繰り返す日々が続く。「メディカルケア」「クラウドファンディング」「著名人による賛同」「寄付システム」「SNS」「メディア」「スポンサー・ボックスコンセ」「国連への提案」「作品選定」「スケジュール」「事業収支」「+αコンテンツ」あらゆる工程について議論を交わした。

村山 あとからメンバーの1人が「人と会わず離れ離れだったけど、これのおかげで寂しさを感じなかった」と言っていましたが、メンバーみんながきっとそうだったと思います。

4.10 クラウドファンディング開始

多くの人と一緒につくりあげていくために、クラウドファンディングを採用。資金は実現の活動費としても活用しつつ、「ミニシアターエイド」「コロナ対策基金」へも寄付しながら、社会・カルチャーを循環させる仕組みを設計。

村山 このプロジェクトは、過程も重要だと思いました。実現をたのしみにしていただき、途中の紆余曲折も含め、体験と捉えてお届けしたかったんです。リターンの金額設定は、けっこう揉めました笑

宮下 僕はこのタイミングから参加したのですが、そのスピード感に驚きましたね。元々、ベクトルに入社した理由は自分が好きだった自動車の面白さを伝えるような仕事にしたかったからなのですが、車を使ってエンターテイメント体験を届けるドライブインシアターは培ったPRの知見も活用できると感じました。

4.15 国連へ提案

国連に対して、ソーシャルディスタンス寄付の仕組みを兼ね備えたエンターテイメントとしてDrive in Theaterの必要性・可能性を提案。コロナ禍におけるクリエイティブコンテンツの1つとして、国連による特設サイトで紹介される。

村山 多くの人に協力いただき、発信したいことがカタチになりました。動画のディレクションにもはじめて挑戦し、クリエイティブディレクションの難しさを実感しました・・!

4.16 緊急事態宣言 全国へ拡大

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運営チームでは、専門医師と契約し、その監修のもと「ドライブインシアターをたのしむための10のルール」の策定。感染症対策の基礎知識など、メンバー全員がレクチャーを受け、想定されるリスクを念頭に企画を進めていく。


5.4 緊急事態宣言 延長

最初の開催地として予定していた大磯ロングビーチでの開催は、やむなく延期。一方で、様々なエンタメが自粛を迫られるにつれ、映画監督・俳優・アーティストなど、多くの方々に応援いただけるプロジェクトに。


5.20 緊急事態宣言 解除

様々な調整の末、最初の開催は東京タワーという象徴的な場所に決定。

鵜川 最初に開催場所を聞いた時は、あまりにもロケーションがエモいな…と思いました。コロナ禍でみんなが様々な場面で我慢を強いられる中、日本のエンタメ発信の中心地「東京」を代表する場での開催となったことで、ドライブインシアターを通して発信したいメッセージがメディアにも伝わりやすかったなと思います。


6.19 県境をまたぐ移動解除

このとき初めて、メンバー全員が集まる。
スクリーン建て込み、モニュメント設置、照明など、Do it Theaterの世界観が駐車場に吹き込まれ、直前までラジオDJの台本やライブ配信準備など調整が行われた。

3. 唯一無二のドライブインシアター実現!

6.20 東京タワーで開催

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万全の感染対策のもと、ドライブインシアターが実現。上映作品『スパイダーマン:スパイダーバース』ピーター・ラムジー監督からのメッセージコメント、PKCZ©️のサプライズパフォーマンスなど、スポンサーアイテムの詰まったボックスコンセ、夢のようなひとときとなる。

宮下 懐かしさに惹かれて来たというお客様もいれば、この日のためにレンタカーを借りてきたというお客様も。ライブや映画など、色々なエンターテイメントが楽しめない時期の中でも安全に楽しめる空間を色々な人に用意できたのかなと実感できました。

鵜川 実際にこの日、友人がお客様として来ていたり、このイベントの様子を見て次の大磯ロングビーチに申し込んでくれていたり、周りの反応から「ドライブインシアター」が持つコンテンツパワーをリアルに感じることができました。

村山 このプロジェクトに賛同していただいたスポンサー様には感謝感謝です。「純度が高い」という言葉がとてもうれしかったですし、約3ヶ月描いてきたプランがだんだんと大きくなり、結集した瞬間でした。

7.17-19 大磯ロングビーチで開催

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2010年まで常設スクリーンのあった浜風吹く大磯ロングビーチでのリブート。東京タワー時から継続して非接触オペレーションを実践し、上映前の余興もより参加性の高いものに。

宮下 東京タワーの時よりも来場客の規模が大きくなった中で、ここでも色々なお客様に会えました。結婚記念日で来てくださった夫婦は「毎年のような人が集まるお祭りのようなイベントに参加できないけど、特別な日が過ごせた」と、特別な体験を届けるエンターテイメントとしての役割を果たせたと思います。

村山 僕が参加した日はあいにくの雨(どしゃぶり)だったのですが、ドライブインシアターは雨の中でもたのしめる、という別の魅力も発見しました。外の環境や食事、会場への往来なども含めて、体験なんだなあと。


8.7-9 大阪万博記念公園 開催

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かつて関西のドライブインシアターの名所でもあった大阪万博記念公園でもリブート。結婚記念・入籍・誕生日・納車など、お祝い・ハレの機会の体験として選ばれるようになる。外出が難しい病を患った方も来場するなど、新たな体験価値を生み出す。

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8/7にクラウドファンディングを終了。資金は「プロジェクトの中⻑期的な継続」と「2つの基金への寄付」に活用。賛同いただいた著名人57名の直筆サインが詰まったドネーションTシャツが完成し、リターンとしてサポーターにお届けした。

10.1 グッドデザイン賞 受賞

「感染予防啓発と寄付活動も含めた意義ある取り組み」として、グッドデザイン賞を受賞。

プロジェクト始動から約半年で、象徴性のある3会場で計7日間におよぶドライブインシアターの開催が実現。約2,000人に対して、感染対策を徹底したドライブインシアター体験を提供。昨年まで年間2〜3回程度の開催だったドライブインシアターは、今年はすでに全国で80回以上(11月15日時点)が開催されている。

4. さらなる展開「常設」へ・・・

11.26 常設会場「ドライブインワンダーシアター」誕生

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プロジェクト立ち上げ当初から見据えていた“ドライブインシアター常設化”に辿り着く。様々なエンターテイメントとドライブインスタイルを掛け合わせることで、アップデートされたシアター体験とカルチャーの活性化を目指す実験的な取り組み。地域活性の新しい形も模索していく。

村山 草刈り、穴掘り、地慣らし、そこからやり遂げてしまったDo it Theaterの実現力と情熱に感嘆しています。だからこそ、この空間・体験の魅力を最大限に膨らませ、未来の展開をともに描いていきたいと思います。
ドライブインシアターは、自分にとっての“ライフワーク”になりました。
ぜひ、今年のクリスマスはドライブインシアターにお越しいただきたいです!そして、ご協賛も心よりお待ちしております!!

宮下 自分たちがどのように所属している社会・カルチャーに対して貢献できるか、お客様にどれだけ良いシアター体験を届けるかという視点で一気通貫して活動している中に参加させていただいたことで、PRという仕事に携わっている自分はどのような形で貢献できるのか。より大きなスケールの中に飛び込めたことで自分の仕事の意味を見つめなおすことができました。

5. 最後に

PRでピンチをチャンスに変える。(村山より)
あらゆる習慣が見直され、多くの人の価値観が劇的に変化しています。
現実は受け止めつつ、これからどうするか、個人も会社もシフトチェンジしていく必要があると、一社員として感じています。

(広義な意味を込めて)PRであれば、時代の流れを汲みながら新しい社会価値を提示して、創っていくことができる(とこのプロジェクトで実感しています)。そんな立場だからこそ、先行きの見えない時代において、いろんな物事を越境しながら、社会に必要とされることや新たにできることにチャレンジして、いろんなことを好転させていきたいなと思います。

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